7日目朝 『暗号通貨VS.国家』読み終えたところ

みなさん、おはようございます。

昨日は資産状況をアップデートしていませんでしたね。今朝9:00ごろの状況はこちらです。

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250,000円(1月4日)→275,000円(1月10日)

 

最初の目標だった10%増を達成しました!!わーい

でも現在は1BTC=420万円くらいです。1月4日には350万円くらいでしたので、20%値上がりしているんですね。

でもこの1週間で学んだことはとても多いですから、良しとしましょう。25万円資金があっても、トレードを経験したかったので実質的には12万円〜20万円程度しか暗号通貨にしていなかったです。しばらくは今のような状態でやっていくと思います。

もし25万円全部BTCにしていたら30万になっていたわけですけど... でもよく頑張った、私!

みなさんはどんな方針で取引をされているんでしょうね〜 意見交換もしてみたいですね。

 

 

暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない (SB新書)

読み終えました。感想を書いておきたいと思います。

まずは新書らしいポップさを保ちながらもブロックチェーンの仕組みについて丁寧に書かれてあったのではないかなと思います。いまの私にぴったりの本でした! なにより、著者の坂井氏のBitcoinが伝わってくるようで、読んでいて嬉しい気持ちになります。

こちらのキーワードについて「なにそれ?」という方は、是非読んでみられたらいかがでしょうか!

キーワード:PoW, PoS, ビザンチン将軍問題, ナッシュ均衡, マイニング, ノード

 

 

学者である坂井氏の歴史・経済の造詣の深さに加えて、それが控えめながらも情感を伴って語られるところにこの本の特徴があると思います。

例えば、小規模企業白書がデジタル化をおすすめしていることが話題になるのですが、そこで「書き手の愛を感じる」といった表現がみられます。

また、途中にマーク・トウェインの小説に関する話なども登場します。文学にも親しまれれている方なのでしょうか? これは私としてはとても高く評価したいところで、それは坂井氏(及び編集・校正)に言語的な正確性も期待できると思うからです。例えば「的を得る」といった誤った使い方がネットなどではしょっちゅうみられますが、「的を射る」と正しく書かれていました。こうした細かな点を大切にしたいですね

 

そして、もう一つのとても好感が持てる要素は巻末の脚注や文献リストです。そこに載っていた書籍2点を私はすでにAmazonで発注しました! ありがとう!

 

イーサリアムについても少なからず文量を割いてくれていたのですが、私がアホなので、よくわかりませんでした。多分その理由は、この本の前半だけでは(私がアホなので)まだBitcoinの理解が不十分なことです。

分散型の仕組みがどのように運営されているのかについてもっと詳しく知る必要があると感じており、それがわからないとこの本を読んでもイーサリアムについてはあまり理解できないと思います。

 

さて、最後に少し引用をして朝の記事は終わりにしましょう。

 

一般に、競争は「優勝劣敗」だと考えられがちだが、そうとは限らない (...) 勝つのは、そのサービスを多くの人が利用する状況を、ナッシュ均衡として実現させたほうだ。

 

「今回だけは違う」(This time is different) というのは歴史を学ぶのが苦手な人間の思考のクセである。